SIDI(シディ)のサイクリングシューズは、世界中のトップライダーに選ばれています。それはスプリンターやクライマー、オールラウンダーなど、様々なスタイルのプロ選手のニーズに応え、技術革新に全力を注いできたからです。そして選手たちはレースでSIDIを使用し、記録を残してきました。このページでは、その一部をご紹介いたします。
イネオス・グレナディアス
エクアドルの最も高所に位置する、標高3000mを超える町に生まれた。 父親の経営する農場は継がず、プロ自転車選手の道を 選んだのちに、母国エクアドルにグランツール総合優勝と オリンピック金メダルをもたらした。今や母国の英雄 として三大ツールで活躍するオールラウンダー。
2019 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合優勝 |
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2020 | ブエルタ・ア・エスパーニャ | 個人総合2位 |
2021 | ツール・ド・スイス | 個人総合3位 |
2021 | ツール・ド・フランス | 個人総合優勝 |
2021 | 東京オリンピック 個人ロードレース | 金メダル |
イネオス・グレナディアス
コロンビア出身。23歳以下が登録できるコロンビアのプロチームに所属していた頃に 出場した、2017年のティレーノ〜アドリアティコで 総合16位に入り、一気に注目が集まる。 翌年、コロンビア最大のステージレースにおいて、コロンビアの英雄 ナイロ・キンタナとリゴベルト・ウランを打ち破り総合優勝を獲得した。 山岳を得意とする若きオールラウンダー。
2017 | ツール・ド・ラヴニール | 個人総合優勝 |
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2018 | ツアー・オブ・カリフォルニア | 個人総合優勝 |
2019 | パリ〜ニース | 個人総合優勝 |
2019 | ツール・ド・スイス | 個人総合優勝 |
2019 | ツール・ド・フランス | 個人総合優勝 |
2020 | ルート・ドクシタニ― | 個人総合優勝 ポイント賞 新人賞 |
2021 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合優勝、 ヤングライダー賞 |
イネオス・グレナディアス
2014年の世界選手権優勝から、毎年安定したリザルトを残している。 ワールドツアーレース屈指のダウンヒラーとして名を馳せているが、 ステージレースではアシスト役、ワンデーレースにおいては 自らの勝利を狙うクラシックレースハンターとしての一面を見せる。 その強さと裏腹に、時よりおどけて見せる姿が日本でも人気で、世界中にSNSのフォロワーを持つ。 ゴール手前のスプリント力は生粋のスプリンターさながらの 爆発力をもつオールラウンダー。
2014 | 世界選手権 個人ロード | 優勝 |
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2015 | アムステルゴールドレース | 優勝 |
2017 | ストラーデビアンケ | 優勝 |
2017 | ミラノ〜サンレモ | 優勝 |
2017 | クラシカ・サンセバスティアン | 優勝 |
2018 | ティレーノ〜アドリアティコ | 個人総合優勝 |
2019 | パリ〜ニース | 個人総合3位 |
2019 | ミラノ〜サンレモ | 3位 |
2020 | ツール・ド・フランス | 区間優勝 |
イネオス・グレナディアス
双子兄弟で兄のサイモン・イェーツも選手として同じワールドツアーに参加している。 2016年ツール・ド・フランス第7ステージでは、ゴール残り1kmを示す フラムルージュを吊るすバルーンが倒壊し、不運にも負傷した。 しかし復帰後のステージレースでは、得意な山岳コースで機敏なアタックを繰り返し 上位に食い込み、総合上位でレースを終えるスタイルを確立していった。オールラウンダー。
2015 | クラシカ・サンセバスティアン | 優勝 |
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2016 | ツール・ド・フランス | ヤングライダー賞 |
2018 | クリテリウム・デュ・ドフィネ | 個人総合2位 |
2019 | ティレーノ〜アドリアティコ | 個人総合2位 |
2019 | イツリア・バスクカントリー | 個人総合5位、山岳賞 |
2020 | UAEツアー | 個人総合優勝 |
2021 | ボルタ・ア・カタルーニャ | 個人総合優勝 |
イネオス・グレナディアス
ジュニアからU23時代に、現在のワールドツアーレースと 同じ形式のクラシックレースや世界選手権で上位成績を収めてきた。 経験を積んで迎えた2020年ジロ・デ・イタリアでは総合優勝しビッグタイトルを獲得した。 現在はアシスト役としてチームを牽引しているが、ワンデーレースでの 活躍に注目。 タイムトライアルや、レース集団からの逃げ切りが得意のパンチャー。
2017 | クリテリム・デュ・フィネ | 区間優勝 |
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2018 | ツアー・オブ・アルプス | 個人総合2位、区間2勝 |
2019 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合優勝、新人賞、区間2勝 |
2019 | バレンシア一周 | 個人総合3位 |
UAEチーム・エミレーツ
ヨーロッパ選手権優勝など、ワンデーレースで 活躍する。2020年から世界中で脅威となった 新型コロナウィルス感染症の最前線で働き続ける医療従事者へ 感謝の意を込めた、特別ペイントのSIDI SHOT2を履いて話題となった。 シーズン終了後にそのシューズはチャリティーオークションにかけられた。 レースでは、逃げて最後にスプリント勝負するスタイルのスプリンター。
2018 | ヨーロッパ選手権 個人ロード | 優勝 |
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2019 | 世界選手権 個人ロード | 2位 |
2019 | ツアー・オブ・ブリテン | 個人総合2位、 ポイント賞 |
2019 | ツール・ド・フランス | 区間優勝 |
2019 | ブエルタ・ア・エスパーニャ | 区間2勝 |
2020 | ヘント〜ウェヴェルヘム | 3位 |
2021 | ヘント〜ウェヴェルヘム | 3位 |
UAEチーム・エミレーツ
2015年ジロ・デ・イタリアで逃げ切り区間優勝で注目を浴びて以降、 2019年イタリア選手権で優勝。同年に日本で開催された東京オリンピックテスト レースで2位とワールドツアーレースでの活躍が著しい。 実力の高さと共に、その明るいキャラクターで所属するUAEチーム・エミレーツでも 人気の選手。現在はエースのタディポガチャルのアシストとして、なくてはならない存在と なっており、登り区間での活躍している。オールラウンダー。
2018 | ジロ・デ・イタリア | 優勝 |
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2018 | ティレーノ〜アドリアティコ | 2位 |
2018 | アブダビツアー | 個人総合6位 |
2019 | ツール・ド・ポローニュ | 個人総合7位 |
2019 | 東京オリンピックテストイベント | 2位 |
2020 | UAE ツアー | 個人総合8位 |
2020 | ストラーデビアンケ | 2位 |
2021 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合15位 |
チーム バイクエクスチェンジ
2013年世界選手権トラックポイントレースで 優勝した、トラック競技出身の選手。 その後はステージレーサーとして開花。2018年の ジロ・デ・イタリアではイギリス人として史上4人目で マリアローザを着用した。グランツールで戦える 上位常連者として活躍している。オールラウンダー。
2018 | ブエルタ・ア・エスパーニャ | 個人総合優勝 |
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2018 | ツール・ド・ポローニュ | 個人総合2位 |
2018 | パリ〜ニース | 個人総合2位 |
2019 | ツール・ド・フランス | 区間2勝 |
2019 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合8位 |
2020 | ティレーノ〜アドリアティコ | 個人総合優勝 |
2021 | ジロ・デ・イタリア | 区間優勝 |
2021 | ツアー・オブ・ジ・アルプス | 個人総合優勝 |
チーム バイクエクスチェンジ
コロンビア出身のクライマー。同国の 英雄ナイロ・キンタナと同じ1990年生まれ。 グランツール優勝候補として常にグランツールの 山岳コースでその強さを見せていたが、2018年の 伝染性単核球症を発症を機に長期間離脱を余儀なくされた。 2019年ジロ・デ・イタリアの区間優勝で復活を成し遂げ 現在もクライマーとして活躍。
2018 | ジロ・デ・イタリア | 区間優勝 |
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2018 | ヘラルド・サン・ツアー | 個人総合優勝 |
2019 | ツアー・オブ・スロベニア | 個人総合6位 |
2019 | ジロ・デ・イタリア | 区間優勝 |
2020 | ブエルタ・ア・ブルゴス | 個人総合4位 |
2021 | イツリア・バスクカントリー | 個人総合6位、山岳賞 |
バーレーン ヴィクトリアス
所属チームで常にエースの座を求め続け、 2020年にエースとして出場したツール・ド・フランスは 自己最高の総合4位に入賞した。 登りで独走して勝利をつかむスタイルのオールラウンダー。
2018 | ツール・ド・フランス | 個人総合7位 |
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2018 | イツリア・バスクカントリー | 個人総合2位 |
2019 | ツール・ド・フランス | 個人総合6位 |
2019 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合4位 |
2019 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合8位 |
2020 | ツール・ド・フランス | 個人総合4位 |
2021 | ブエルタ・ア・ブルゴス | 個人総合優勝 |
2021 | ティレーノ〜アドリアティコ | 個人総合3位 |
バーレーン ヴィクトリアス
2021年シーズンでイタリア選手権とヨーロッパ選手権の ダブルタイトルを獲得したスプリンター。 短い距離の急こう配での登坂力もあり、レースでは集団から 逃げてスプリントへ持ち込み勝利するスタイルのスプリンター。
2018 | ツール・ド・スイス | 優勝 |
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2018 | ドバイツアー | 個人総合3位 |
2019 | ドバイツアー | 個人総合2位、 ポイント賞 |
2020 | ビンクバンク・ツアー | 個人総合6位 |
2021 | イタリア選手権 個人ロード | 優勝 |
2021 | クリテリウム・デュ・フィネ | ポイント賞 |
2021 | ツール・ド・ロマンディ | 区間優勝、 ポイント賞 |
2021 | ヘント〜ウェヴェルヘム | 4位 |
ISRAEL START-UP NATION
ツール・ド・フランス4勝、他のグランツールでも総合優勝を獲得し、 近年のSIDIの代名詞として活躍。ワールドツアーチームに 所属する前は、日本で開催されたツアー・オブ・ジャパンに南アフリカの チームとしてステージレースに出場し、ステージ優勝を獲得した。 ワールドツアーで活躍するために何度もSIDIのイタリア本社へ足を運び ラスト(足型)の調整を行なっていた。長きに渡りグランツールの優勝と 上位入賞の常連となり、成績を積み重ねた。
2013 | ツール・ド・フランス | 個人総合優勝 |
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2015 | ツール・ド・フランス | 個人総合優勝 |
2016 | ツール・ド・フランス | 個人総合優勝 |
2016 | クリテリウム・デュ・フィネ | 個人総合優勝 |
2017 | ヴェルタ・ア・エスパーニャ | 個人総合優勝 |
2017 | ツール・ド・フランス | 個人総合優勝 |
2018 | ジロ・デ・イタリア | 個人総合優勝 |
GROUPAMA-FDJ
短い急こう配の坂を乗り切って勝利をものにするスプリンター。 過去にミラノ〜サンレモ優勝などモニュメント制覇の経歴を持つ。 ゴール手前、時速70km以上で駆け抜ける爆発的なスプリントに耐えうるシューズとして 長年SIDIを愛用している。
2017 | フランス選手権 個人ロード | 優勝 |
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2017 | クリテリウム・デュ・フィネ | ポイント賞 |
2018 | ツール・ポワトゥー | 個人総合優勝、5区間全勝 |
2018 | ジロデイタリア | 区間優勝 |
2020 | ジロ・デ・イタリア | ポイント賞、区間4勝 |
2020 | ツール・ポワトゥー | 個人総合優勝、ポイント賞 |
EF EDUCATION-NIPPO
少年期に父親を亡くし、宝くじ売りで家族の生計を支えていた。 2005年のプロデビュー以降、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアで 総合2位。ロンドンオリンピックでは銀メダルを獲得するなど、今やコロンビアの英雄となった。 登りを得意とするクライマーだが、タイムトライアルも上位の成績を多く残し、 2021年ツール・ド・スイスにおいては個人タイムトライアルステージで区間優勝した。
2017 | ツール・ド・フランス | 個人総合2位 |
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2018 | ツアー・オブ・スロベニア | 個人総合2位 |
2019 | ツール・ド・フランス | 個人総合7位 |
2020 | ツール・ド・フランス | 個人総合8位 |
2021 | ツール・ド・フランス | 個人総合10位 |
2021 | ツール・ド・スイス | 個人総合2位 |
2021 | 東京オリンピック 個人ロード | 8位 |
ABSOLUTE-ABSALON – BMC
13歳にフランス選手権MTBクロスカントリーで優勝。 17歳で世界選手権MTBクロスカントリーで優勝。その後の 1年間で世界選手権ロード、マウンテンバイク、シクロクロスの タイトルを全て制覇し、自転車競技史上初の快挙を成し遂げた。 両足の動脈血流が悪くなり手術を行なったが、その1年後にはワールドカップ MTBクロスカントリーで優勝し、見事カムバックを果たした。世界で活躍するマルチな オールラウンダー。
UCI世界選手権MTBクロスカントリー( XCO)2020 | 優勝 | |
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2021 | UCI MTBワールドカップクロスカントリー( XCO) | 優勝 |
2021 | ヨーロッパ選手権MTBクロスカントリー( XCO) | 優勝 |
2021 | フランス選手権MTBクロスカントリー( XCO) | 2位 |