EKOIは2001年にフランスのプロヴァンスでサイクリング用品ブランドとして設立されました。優れたデザインや性能でヨーロッパでは設立当初から人気が高く、2009年のツール・ド・フランスでEKOI製品を使用した選手が初めての区間優勝を果たして以来、今ではヨーロッパ市場における主要なブランドとして認知されています。その後もEKOIの品質を認めた多くのプロが愛用しており、2020年のツール・ド・フランスでは4チーム以上がEKOI製品を使用するまでに支持を集めています。
そして現在では、コフィディスやロットディステニー、イスラエル・プレミアテックといったワールドチームへの機材供給やIRONMAN EUROPEのヘッドギアオフィシャルパートナーなど多くのロード、トライアスロン、マウンテンバイク、シクロクロスのトップアスリートの活躍を支えています。
EKOIは現在に至るまで積極的に選手をサポートし、多くのチャンピオンを輩出してきました。そしてトップアスリートからのフィードバックを基に、全ての製品開発を自社の研究開発部門で行い、最先端の技術を融合させた革新的な製品を生み出しています。そしてこれからも、サイクリストの情熱を満たすために高品質の製品の提供を心がけていきます。
EKOIが高品質な製品を開発できるのはプロのアスリートたちと共に研究開発に取り組んでいるからです。ロードレース、トライアスロン、マウンテンバイクのいずれにおいても、ワールドクラスのスポンサーシップをおこない、選手からのフィードバックを得ています。それによりプロ選手の要求を満たすハイクオリティ、ハイパフォーマンスな製品が提供できるのです。
現在では、50名以上の選手をサポートしており、それぞれが目覚ましい戦果を挙げています。
フランスを本拠とするUCIワールドチームで、グランツールであるジロ・デ・イタリアや、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャでの区間優勝も経験しています。1996年創設以来、コフィディスがメインスポンサーを務めており、同一企業がメインスポンサーを務めるチームとしてはUCIワールドチーム、プロチームとしては最古となります。
2020年にUCIワールドツアーチームに昇格。新たにフランス人のクライマー、ギヨーム・マルタンらを採用しました。ギヨーム・マルタンは55kgの身軽な体格ながらライバルの選手との戦いに勝ち抜き、コフィディス移籍後の2020年のツール・ド・フランスでは、フランス人最高の11位に入り、自己最高位を記録しました。同年のブエルタ・ア・エスパーニャでは山岳賞を獲得。翌年のツール・ド・フランス2021では8位と記録を更新。2023年ジャパンカップでは3位に入り、レースを盛り上げました。
イスラエルを本拠地とするUCIプロチームで、2014年に設立されました。イスラエルの国と自転車文化を盛り上げるという方針で設立され、所属のイスラエル選手が国際レースで優勝するなどの活躍を見せています。その後も、ジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャで所属選手が区間優勝を獲得しました。2021年には、ツール・ド・フランス個人総合優勝3連覇の成績をもつクリス・フルームをチームに迎え入れ、チームの強化と後進の育成にも力を入れています。ツール・ド・フランス2023ではマイケル・ウッズ選手がピュイ・ド・ドームを制覇しステージ優勝を獲得しました。
ベルギーのUCIプロチームでその創設は古く1985年まで遡ります。スポンサーの「ロット」は1984年以来プロチームに出資を続ける自転車界最古のスポンサーです。ロット・デスティニーは1000以上のプロレースで勝利を獲得し、グランツールでも78区間の優勝を挙げています。
エースのひとりで2019年に移籍したカレブ・ユアンは、その年にジロ・デ・イタリアで区間2勝を挙げ、初出場のツール・ド・フランスでも大会最多となる区間3勝を挙げました。その後も、グランツールでいくつもの区間優勝を獲得している実力選手です。チームメンバーの若返りも図っており、今シーズン勢いのあるチームの一つです。
フランスのレンヌを拠点とするUCIプロフェッショナルコンチネンタルチーム。2021年のUCIワールドランキングで2位につけ、2022年シーズンでは念願の全てのUCIワールドツアーに招待されました。2005年に発足した比較的歴史の浅いチームではありますが、着実にチームとしての力と実績をつけています。
注目選手は、コロンビア出身のクライマー、ナイロ・キンタナ選手。グランツールでの区間優勝経験もあり、移籍後わずか1ヶ月で5勝を獲得しました。
EKOIは、世界一過酷な競技と言われる「アイアンマン」のオフィシャルパートナーにもなっています。総距離226kmもの長距離を10時間以上かけて競う難易度の高いレースですが、多くのトライアスリートからは「生涯で1回は挑戦したい」と言われる魅力があります。
注目選手は、2度の優勝を果たしたアメリカ人のプロトライアスリート ルディ・フォン・バーグです。彼の父親も、ベルギートのライアスロン界の先駆者であり、現在もトップ選手です。ルディは幼い頃から父に同行してコースを走っており、24歳の2017年にプロに転向して本格的にトライアスロンに取り組むことにしました。初年度からブエノスアイレスとテキサスで2位と3位という結果を残し、2018年にはヨーロッパ選手権で優勝を挙げました。
神奈川県出身の元自転車プロロード選手で、現在はEKOIのアンバサダーを務めながら、積極的に自転車イベントにも出場するなど、自転車界の発展に貢献しています。現役時代には、2009年に日本人初のツール・ド・フランス完走者の一人となり、同レース第21ステージでは日本人初となる敢闘賞も獲得しました。さらに、日本人では初、かつ唯一の全モニュメントを完走した選手でもあります。
EKOIからも多くのコラボレーションアイテムを発表しており、元プロ選手としての経験を活かして開発に携わった製品は、サイクリストのニーズを満たすものに仕上がっています。