サイクリングシューズ「SIDI（シディ）」が国内でサポートする鈴木来人選手から、2023年5月28日（日）に愛媛県で開催されたUCI HCカテゴリー「八幡浜MTB国際レース」のレースレポートが届きました。

このレースはUCIポイントが個人に入る事から来年のパリオリンピックの選考対象の位置付けにもなっており白熱したレースとなりました。鈴木選手はU23 XCO６位で終えています。

■鈴木来人選手レースレポート

今季最初のターゲットレースとして、UCIポイントの獲得と優勝を目標にトレーニングを積んできました。UCI HCカテゴリーだけあって海外選手の参戦もあり、加えて地元のお祭りのような雰囲気もあり、出展やイベントで会場は非常に賑やかでした。

私自身は、U23カテゴリでの出走だったのでエリートカテゴリの2分後にスタートしました。スタート直後は大きな混乱もなく、３番手で最初のシングルトラック区間に入りましたが、半周もしないうちに2分前に出走したエリートカテゴリの選手に追いつき渋滞が始まりました。エリート選手をパスしながら前に進む必要がありましたが、タイミングを失敗して先頭パックを見失いました。この時点で、あまり踏むことができず体の動きがあまり良くないことを感じていました。

２周目終盤にかけて前を追おうともがいたものの、追いつくどころか後方選手に追いつかれ、３番手パックを形成することとなりました。ここでのキープを目指しましたが３周目のゴジラの背セクションでペダルが木の根にヒットして脱落させてしまい、さらにペースが落ちました。そこから後方の選手にもパックされてしまい、６番手までポジションを落として単独走となりました。

少しでもペースを戻そうとギアの掛け方や走り方を変えながらレースを続けたものの、ペースが戻ることは全くなく、虚しく周回が過ぎていき６番手でレースを終えました。

なぜこんなにも体に力が入らず、勝負をするどころかペースすら維持できない状態になってしまったのか、原因を早急に突き止めます。現状のままでは、全日本選手権で優勝には到底届かないレベルにあると思うので、少しでもコンディションと走りを良くするためにもがき、残りの１ヶ月でできる限りのトレーニングに励んでいきます。

次戦は6/4JBCF 日本CSCロードレース JPT/E1です。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

■使用機材
Bike：TRK Works
Suspension Fork：SR SUNTOUR AXON WARX 34
Stem：Grange 50ステム 80mm
Wheel(Tire)：Pax Project(F:Schwalbe Racing Ralph R:ThunderBart)
Helmet：OGK KABUTO IZANAGI
EyeWear：Evil Eye
Grove：OGK KABUTO PRG7
Wear：WAVEONE スピードワンピース(半袖)
Shoes：SIDI Tiger2
Gel,Drink：Molten

■プロダクトページ
SIDI Tiger 2