SIDI 2022.07.08
ロード用サイクリングシューズ「SHOT 2」に搭載されるテクノロジー
SIDI(シディ)のロード用サイクリングシューズ「SHOT 2」には、60年以上に渡り試行錯誤を繰り返してきたSIDIのさまざまなテクノロジーが凝縮されています。
クリストファー・フルーム選手やエガン・ベルナル選手らツール覇者が愛用し、その走りを支えた SHOT から大きな進化を遂げた SHOT 2 。そこには、世界で活躍するプロ選手のニーズに応え、技術革新に全力を注いできたメーカーの思いが詰まっています。
SHOT 2 に搭載されるテクノロジー
最大の特徴であるシューズ中央部、タン部分にフィッティングシステムを配置した革新的なデザインにより、高いエアロ性能と優れたフィット感を実現させた SHOT のコンセプトはそのままに、アウトソールに大きな改良を加え、機能性を最大限追求したのが SHOT 2 です。
これまでのVENT CARBONソールを進化させ、新たに導入した「C-BOOST SRS SOLE」によって中足部(土踏まず)に最適にフィットします。これまでのカーボンソールも高い剛性でプロ選手の強力な踏み込みのパワーでも逃さずに伝達することができましたが、このアップデートにより足裏にフィットしペダリング効率が大幅にアップ、パワー伝達性も向上しました。
ソール部分にはその他にも細かなアップデートが施されています。ソールの質感はマットへとチェンジ。クリート取り付け用ボルト穴も+/-5mmの前後調整が可能となっています。またMTBシューズで使用されていた、カカトとつま先のソール表面を交換できるSRS(ソール・リプレイスメント・システム)をロードシューズでも採用。摩耗しやすい部分をアタッチメントパーツに交換することで、足に馴染んだシューズを長く使用することができます。
足裏から空気を取り込むベンチレーションシステムも改良されており、空気取り込み穴を増やすことで夏場でも蒸れにくく快適に着用できるようになりました。またインソールにはペダリング時に力がかかる位置にクッション素材が入っています。このような様々な改良により、長時間の着用でもストレスを感じにくい工夫が凝らされています。
アッパーの進化
SHOTシリーズの特徴であるシューズの中央部分にダイヤルを配置した独自のデザインは、「TECNO-3 PUSH FLEX」クロージャーシステムと呼ばれます。中央2つのダイヤルによってアッパーを左右均等に締め上げることができるので、フィッティング性に優れます。また飛び出たダイヤルによる空気抵抗が削減され、エアロ性能も高まります。SHOT 2では、上下に並んだダイヤルを分割することで、タンの部分の柔軟性も高め、履きやすくなりました。
独自ダイヤルは中央の赤いボタンを押すことでレバーが起き上がり、ライド中でも素早く締め増すことができます。リリース時には上下のレバーを押し込むことで可能で、起き上がったレバーを倒すことでロックされます。直感的なレバー操作が可能で、操作性に優れます。
デザインはよりシンプルでモダンにリニューアル。アッパーのパンチングメッシュパターンも改良され、ベンチレーションホールの数を増やすことで通気性を高めました。
カカトとくるぶしのホールド感
踵のフィッティングを調整することができるアジャスタブル・ヒールリテンション・システムはSIDIの特徴でもあります。シューズに取り付けられたパーツの調整ねじを回すことで好みに応じてホールド感を調整可能。左右が独立して調整可能なのもポイントです。
また、踵を包み込むような形状のインテグレーテッドヒールカップによって、足をしっかりとホールドしてくれるのも、優れたフィット性に大きく貢献しています。アウター部分も変更され、よりすっきりとしたデザインになりました。
このような様々なテクノロジーにより、シューズの中でしっかりと足が固定されパワーロスが起きないのはもちろん、ストレスなく着用できることがSIDIのサイクリングシューズの魅力です。それは勝負の世界では、最軽量よりもフィッティング性や快適性が重視されるということの証明でもあります。
SIDIでは、随時、試着キャラバンを実施中です。実際にシューズをお試しいただき、SIDIのシューズを体感してください。
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SHOT 2