EKOI 2024.02.22
EKOI 新型ヘルメット2種が3月に発売
EKOIからサイクリング用ヘルメットの新モデル「AERODINAMICA」と「STRADALE」を発売いたします。
究極のスプリントモデル「AERODINAMICA」
「AERODINAMICA」は、スプリンターに最適なエアロダイナミクスを重視したサイクリング用ヘルメットです。特徴的な形状はイタリアの世界的なデザインカンパニーであるピニンファリーナによってデザインされました。
イスラエル・プレミアテック、アルケア・サムシック、コフィディス、ロット・デスティニーといった世界トップクラスのチームに所属するスプリンターのために、エアロダイナミクス・安全性・快適性・通気性・デザイン性・軽量性の6つのポイントを高次元で実現したヘルメットです。
EKOIとのコラボレーションで実現した創業者に敬意を表す特別なモデル
AERODINAMICAは、時代を超越して愛されるピニンファリーナのデザインの本質を表す、今までの自転車用ヘルメットにはないデザインに仕上がりました。1936年にピニンファリーナ社の創設者であるバッティスタ・“ピニン”・ファリーナは、芸術品であり、技術の結晶とも言えるレース用自動車「エアロダイナミカ」をデザインしました。そして約90年の時を経てピニンファリーナは、サイクリング用ヘルメットを初めてデザインし、創業者に敬意を表して「AERODINAMICA( エアロダイナミカ)」と名付けました。
デザインとエアロダイナミクスの融合
エレガンスさと空力特性の高次元での両立。これがAERODINAMICAに対してEKOIのエンジニアとピニンファリーナに託された課題でした。そのためにEKOIはエアロダイナミクスのスペシャリストたちを招集。数ヶ月にも及ぶ研究開発を行いました。開発には幾度もの風洞実験を実施するため、カレブ・ユアン選手をはじめ、イスラエル・プレミアテックやロット・デスティニーの選手たちの協力も得て行われました。その結果、特に時速40km/hを超えた際の空気抵抗係数が大幅に低減する、高速域で高い性能を発揮する、スプリンターに最適なヘルメットが誕生しました。
安全のためのイノベーション「Koroyd®」
ヘルメットの存在意義であり、最優先事項でもある「頭部の保護」。これまで以上に高い安全性を実現するために、AERODINAMICAには新たなテクノロジーが開発されました。Koroyd®社と共同開発した保護機構で、最も衝撃を受けやすい前面と側面部分にナノチューブ・プレートをインサートした全く新しいシステムです。
新しい保護システムは、細長いチューブがハニカム状に熱溶接されたナノチューブ・プレートがヘルメット内側にインサートされており、衝撃時に潰れることで標準的なEPSと比較して30%以上も高く衝撃エネルギーを吸収し、頭蓋骨へのダメージを軽減します。さらにEPSのような外気温の変化による性質の変化(暑いと柔らかくなり、寒いと硬く脆くなる)がない安定した素材のため、環境による安全性のブレもなくなりました。
またチューブ1本1本は非常に薄く、95%が空気で構成されています。そのため非常に軽く、またチューブ内の空気循環により冷却効果も得られます。
この非常に安全性の高いKoroyd®テクノロジーをUCIワールドツアーチーム、プロチームが使用するヘルメットに実装しているのは、EKOIだけです。
芸術的なデザイン
数々の有名なシグネチャーモデルを発表してきたピニンファリーナですが、自転車用ヘルメットはこれまでに発表したことがありませんでした。AERODINAMICAは、ピニンファリーナによる初めての自転車用ヘルメットとして、1枚のデッサンから誕生し、空気力学によって描かれた特徴的なシルエットによって、高速域での高い性能を重視したモデルに仕上がりました。ヘルメット前面にはヘルメット形状に沿った3つの細長いグリル(空気穴)が設けられ、気流を完璧に導くよう設計されています。そして後部にはアーチ型の構造を持つエアディフューザーを備えています。
また、デザイン段階では形状だけではなくカラーリングにも多くの時間が費やされました。高い安全性とエアロダイナミクスを考慮した形状に加え、赤、白、黒の3色を独自の感性で配色したことでAERODINAMICAは上品で、エレガンスな、芸術品ともいえるヘルメットに仕上がりました。
頭部形状にフィットする構造
AERODINAMICAの内部構造は、解剖学的な検証によって3つのサイズ(S/M/L)でほとんど全ての頭蓋骨の形にフィットするように設計されました。厚みのあるフォームはソフトで頭部への圧迫によるストレスを軽減します。
操作性も非常によく、グローブを着用したままで片手で直感的に開閉できるマグネット式バックルをストラップに採用。後頭部のマイクロメトリック・アジャストメントにより、片手で簡単に締め付け具合を調整可能で、ストラップも耳の下にあるV字バックルで簡単に微調整ができます。
スプリンター待望のヘルメット
AERODINAMICAは、エアロダイナミクス・安全性・快適性・通気性・デザイン性・軽量性といった点で高いクオリティを実現しており、プロトタイプの段階からすでに多くのプロ選手が注目していました。EKOIがサポートするカレブ・ユアンやジャコモ・ニッツォーロにはプロトタイプが供給され、レースで使用した際に高い性能を実感しています。実際にいくつかのレースで優勝をおさめており、プロチームによって世界最速のヘルメットの一つとして認められました。
AERODINAMICAは卓越した空力重量/性能比(300g)を誇ります。特に1gの違いが重要なスプリントにおいてこの違いは決定的であり、爆発力が必要で些細なミスも許されない世界トップレベルのスプリンターに最適なヘルメットです。
ピニンファリーナ
1930年に設立されたイタリアを代表するデザイン会社で、美しくエレガンスで革新的なデザインは時代を超越して世界中で人気があります。特に自動車のデザインについて高い評価を受けていますが、工業デザインや、建築、モビリティなどの幅広い分野でも活躍し、国際的な賞も多数受賞しています。1986年に上場し、現在では従業員500名を抱える大規模グループに成長。イタリアをはじめ、ドイツ、中国、アメリカにオフィスを構えています。90年間の歴史の中で1,200台以上の自動車と世界各国の様々な分野で600以上のプロジェクトに携わってきました。
クラシックなスタイルに最新のテクノロジーを搭載した「STRADALE」
プロもアマチュアも、自転車はますます効率を求めるようになり、そのスピードもますます上がっています。STRADALEはレトロモダンな外観に、最新のプロテクションテクノロジーを搭載したモデルで、従来モデルから大幅に安全性を高めたヘルメットとして誕生しました。
吸収して守る
Koroyd®社と共同開発したナノチューブ・プレートをヘルメット内部にインサートしています。
この新しい保護システムは、細長いチューブがハニカム状に熱溶接されたナノチューブ・プレートがヘルメット内側にインサートされており、衝撃時に潰れることで標準的なEPSと比較して30%以上も高く衝撃エネルギーを吸収し、頭蓋骨へのダメージを軽減します。さらにEPSのような外気温の変化による性質の変化(暑いと柔らかくなり、寒いと硬く脆くなる)がない安定した素材のため、環境による安全性のブレもなくなりました。
またチューブ1本1本は非常に薄く、95%が空気で構成されています。そのため非常に軽く、またチューブ内の空気循環により冷却効果も得られます。
超通気性
20個の大型ベンチレーションホールを備え、走行中に空気を効率よく導きます。このエアフローシステムにより、頭部の蒸れを防ぎ、快適にライドに集中することが可能です。非常に通気性が高い形状で、レースやヒルクライム、トレーニングなどあらゆるシーンで活躍します。
操作性も非常によく、グローブを着用したままで片手で直感的に開閉できるマグネット式バックルをストラップに採用。後頭部のマイクロメトリック・アジャストメントにより、片手で簡単に締め付け具合を調整可能で、ストラップも耳の下にあるV字バックルで簡単に微調整ができます。
SPECS
AERODINAMICA
S(52-54cm)重量310g
M(55-58cm)重量320g
L(59-61cm)重量340g
CE/UKCA/US CPSC 規格
JCF公認(予定)
価格:¥42,900(税抜¥39,000)
STRADALE
S(52-54cm)重量260g
M(55-58cm)重量280g
L(59-61cm)重量320g
2種類のフォームキット(3 mm / 6 mm )付属
CE/UKCA承認済み
JCF公認(予定)
価格:¥38,500(税抜¥35,000)