SIDI 2022.08.05
世界のトップクライマーが選択する ロード用サイクリングシューズ「SIXTY」
SIDI(シディ)のサイクリングシューズの中で、ロードカテゴリーに属する「SIXTY(シックスティ)」は、最高のパフォーマンスとデザインを追求して生まれた創業60周年を記念するモデルです。SIDIのラインナップの中でも最軽量シューズとして世界のトッププロ選手、特にクライマーに支持されています。
グランツールでの活躍が目立つ世界屈指のトップクライマー サイモン・イェーツ選手(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)もSIXTYを愛用する一人。グランツールへの参戦は10回を超え、2018年のブエルタ・ア・エスパーニャでは総合優勝を勝ち取っています。さらに2019年に出場したツール・ド・フランスでも第12ステージを1位でゴールし、全グランツールでのステージ勝利を達成しました。
双子のアダム・イェーツ選手も有名で同時にプロ入りして以来、7年間を同チームで過ごしましたが2021年にアダム・イェーツ選手が別チームへ移籍。本人たちはアマチュア時代以来となる兄弟対決を楽しんでいる様子です。
数多くの白星を上げるサイモン・イェーツ選手ですが、ジロ・デ・イタリアでは苦い経験もあります。2018年大会では順調にステージ優勝を飾りマリア・ローザを獲得するも、終盤で惜しくも失速しジャージを譲ります。それ以来、「やり残した仕事」として総合優勝にチャレンジを続けていますが、2022年大会では第2ステージの個人TTを制覇。TTスペシャリストのトム・デュムラン選手(ユンボ・ヴィスマ)の記録を塗り替える快走でした。
また小さい頃からの夢としてオリンピックでの金メダルを挙げており、2024年大会にも意欲を示すなど、今後のさらなる活躍が期待されています。
サイモン・イェーツ選手の所属するチーム バイクエクスチェンジから、2022年にEFエデュケーション・イージーポストへ移籍したエステバン・チャベス選手もSIXTYを使用しています。コロンビア出身のクライマーで2016年ジロ・デ・イタリアでは個人総合2位、ブエルタ・ア・エスパーニャでは個人総合3位を獲得しています。さらにコロンビア人としては初めてモニュメントも制しています。
2010年代後半は大怪我や病気の影響を受け苦しい期間がありましたが、近年は徐々に復活。生来の前向きな性格で勝つことを諦めず、2021年のボルタ・ア・カタルーニャでは山頂フィニッシュでの区間優勝に加え、ポイント賞と山岳賞を獲得しました。
また怪我の経験から2015年には貧困層の子どもたちの医療支援を行う基金を立ち上げました。他にも自身のチームを立ち上げて後進の育成に励むなど、地元コロンビアへの貢献にも熱心に取り組んでいます。
バーレーン・ヴィクトリアスのエースを務めるミケル・ランダ選手もSIXTYを使用しています。プロ入り後は優秀なアシストとして多くの勝利に貢献してきました。また自身もグランツールでのステージ優勝獲得や総合上位に食い込む実力者です。
その実力を買われて2020年シーズンからバーレーン・ヴィクトリアスへ移籍。エースとしてグランツールでの勝利を狙ってきました。不運にも2021年ジロ・デ・イタリアでは落車に巻き込まれたことによる骨折でリタイアを余儀なくされましたが、2022年には見事にリベンジを果たし、個人総合3位を獲得しました。アクシデントに見舞われても、不屈の精神で勝利を目指し、絶対的エースとしてチームを引っ張っていきます。
このように、世界のトップクライマーが「SIXTY」を選んでいる最大の理由は、SIDIがこれまで開発しサイクリングシューズのスタンダードとなっているテクノロジーに加え、SIXTY独自の機構を取り入れることで軽さも追求したことにあります。これによりしっかりとしたホールド感や快適性を保ちながら、軽量でクライマー向けのシューズに仕上がりました。
SIDIのシューズはプロ選手からフィードバックを得て設計されています。そのため、選手の特性に合わせ、実戦で力を引き出すシューズを開発することができます。そしてその技術は全てのレースに挑むサイクルストが力を発揮できるよう、全てのシューズに還元されています。
■プロダクトページ
SIDI SIXTY
■オフィシャルInstagram
@sidicycling_jpn